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メロン記念日主演ミュージカル GIRL'S KNIGHT

何故、メロン主演でミュージカルやろうと企画されたかわからんが、メロヲタとしては先のオンステージに続きうれしい限り。※オンステージでのあゆみ大抜擢以前に申し込みがあったわけだが。
平日の真っ昼間からはじまる4日限りの公演、こいつは行くしかない!
公演直前になって、スタンディング&サイリュウム厳禁の告知に戸惑いながらも、まあ純粋に舞台だけでもいいかなといってきました。

【東京芸術劇場】という池袋駅すぐの大きな劇場の中ホール。それでも日本青年館くらいあるかな?この公演が終わったらヲタ出入り禁止で二度と使わせてもらえないような立派な劇場。椅子の作りがいいし、舞台も近い。

あらすじは、
 父親の残した劇団【Girl Guides】を引き継いだアユミ(柴田あゆみ)。
 父の3回忌直前に父と共に事故にあったアツコ(稲葉貴子)が現れ、
 3回忌公演として遺作【乙女の騎士】をアレンジした【GIRL'S KNIGHT】を興行する。

これまでのハロプロ系ミュージカルではこんなあらすじでは仲間とぶつかりながらも興行を成功させるというものだったが、今回は違います!サイコサスペンスとでもいうのでしょうか、なにかを達成させるというより人間描写をメインにしています。
劇団の主宰で演出のアユミ(柴田あゆみ)、かつてのトップ・アツコ(稲葉貴子)、現在のトップ・メグミ(村田めぐみ)とマサエ(大谷雅恵)、ヒトミ(斎藤瞳)。劇団の創設者・神崎(神崎順)の弟・作家ジュン(二役)はアユミの異変に気付きつつ、そこに仕掛けられた【罠】を見守る。他の出演者までも巻き込む【罠】、それは亡き神崎が仕掛けた劇団への固執であった。
携帯の着メロをきっかけに催眠状態となるアユミ、劇団を守るため父の遺志に翻弄される。この時のあゆみの虚ろな目がなかなかいい。【幼児期の碇シンジ】のようなセリフ回しもうまい。
また村さんがクールないい役で、これ結構難しいと思う。マサヲくんは気のいい子だけど徐々に刺が出てくる。瞳は最初ノーテンキだがあることでヒステリックになったりと物語が進むにつれ役柄も少しづつ変わって行く。
メロン・稲葉以外でも別格なのが【雪路かほ】【川村和奈】【秋山千夏】【横井美帆】 川村和奈さんと横井美帆さんってのはかわいいぞ。

01.ENDLESS LOVE〜I Love You More〜
 いきなり貴子の見せ場。それにしても、太シスはいい曲多かったな
02.BECAUSE WE CAN※
03.Abduct Mind※
04.甘いあなたの味
 劇中歌として長いイントロの後、歌がはじまる。途中で村さんが抜ける。
05.さあ!恋人になろう
06.涙の太陽
 バイトのショーとして展開される。こんなに静かな【さあ恋】は初めて聴いた。
 多分、メロン含め誰もが初めての経験だろう。拷問だよ。
 涙の太陽での瞳の煽りでやっと声だしてもいいんだって判った。
 夜もいまいち躊躇していたら、瞳とマサオくんがこっち見て、すげえ煽ってる。
 こりゃ【やれ!】ってことと判断し、コールから全開とはいかんが声出すことに。
 【愛してる!】のときはあゆみにレスもらったよ!
07.Girl's Knight※
08.月下の進軍※
09.Fly To The Dark※
10.夢魔の水※
11.チャンス of LOVE
 ここは静かにあゆみの歌声に魅了されましょう。
※劇オリジナル。永井ルイ作曲!IT's SHOW TIME!

本編は2部構成。村さんが宙づりにされたところで15分の休憩。
このとき、連番のらた氏と「このミュージカル、JOJOっぽい」ということで盛り上がる。ドドドド、ゴゴゴゴといった効果音があったり、あゆみが二重人格のようになったり。携帯つかんでるから、まさにドッピオ。トゥルルルルル!
昼の部では神崎さんと貴子の掛合いでどうも台詞を飛ばした感じで『こ、これはキングクリムゾン!?』実際、夜に確認したら2.3分は飛んでました。
2部は通し稽古を中心に結末へと向って行く。
【乙女の騎士】【Girl's Knight】は三銃士をモチーフにしファンタジー調だが根底は暗い。ダルタニアンと三銃士の友情とクリエムヒルト(アユミ)とマゼンタ(ヒトミ)姉妹の憎悪を描くが、アユミのトランスにより劇中劇の結末がわからないまま【全員が主役だ】とまさにエヴァの最終回の如く閉幕となる。

傷つきながらもアユミを覚醒させるために劇団ぐるみで【罠】を展開していたわけだが、最後に古参団員のスポットライトで閉幕するあたり、なにやら含みもある。
さて、この劇ではアユミは父親によって暗示にかけられたと思いがちだが、そういうことではない。アユミが自ら暗示をかけ、父親の遺志を支えに劇団を守っているのだ。これはアユミの中の男性性アニムスが自我に働きかけていることであるが、結局は父親の受け売りでしかない。またその父親・神崎も劇団をいつまでも自分のものにしようとする母親のアニマに縛られている。それはアツコを介しメグミにも影響し「私ひとりでも劇団を守る」という台詞を吐かせる。つまり団員全員が主宰者である神崎を父親であると同時に偉大な母親として捉え、彼(彼女)からの脱却が次なる一歩となることを理解しており、最も縛られているアユミを解き放つための大きな芝居というわけである。かなり前に流行ったセミナーやエヴァと同じであり、疑似世界を通して現実世界を修正するというもの。
【にげちゃだめだ×3】なんてセリフがあったらエヴァそのもの。
暗くなりがちだが、笑いもある。
セクシー担当ヒトミの勝負パンツネタや【GIRL'S KNIGHT】のパブ用原稿には「ほとばしる正直なエロス」と意味不明なタイトルがつけられるが、貴子「なに、カマトトぶっちゃってえ!知ってるんだからねえ」とエロスの開脚やって、柴ちゃんが答えたり。カズナとミホのセーラームーンもどきやガチャピンネタなど。

父親の劇団を必死で守ろうとする【アユミ】とハロオンでごっちんの代役を必死でこなした【柴田あゆみ】の姿がダブり、泣けてくる。

さらに詳しくはHPへ!

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